こたつむりの阪大日記

この春から大阪大学に入学するこたつむりの日記。

2024年阪大入試実体験!

阪大入試から早くも一か月以上が過ぎました。そういうわけで今日は私が2024年の入試を受けた感想を書いてみようかと思います!

 

 

ちなみに自分は二次試験の自己採点をしていません。してしまったら間違っているところがたくさんあって落ち込むだろうなあ、と怖がっているうちにいつの間にか合格発表日が来ていました笑

 

まず試験当日の朝、5時ぐらいに目が覚めてしまい、寝なおすも入試の夢を見る。何とか二度寝して七時ごろに起きました。朝ごはんはおにぎり。味はあんま覚えてないです。

 

そこから一時間ほど電車に乗って入試会場の豊中キャンパスに行きました。大阪モノレールの駅から降りると受験生が大量。ゆっくりペースで人の流れに乗りながらキャンパスに向かいました。教材を見ながら歩いている人はほとんどおらず、みんな自信があるんだなあと思ったのを覚えています。

 

会場には集合時間の一時間から二時間前くらいにつきました。三分の一くらいの受験生がそろっていた印象です。みんな席に座って勉強していました。

 

受験で特に印象的だったのが待ち時間とトイレ。教科間の待ち時間が普段の模試よりもそうとう長かった。私は緊張しながら次の科目の開始を待つことに結構疲れました。もう一つはトイレ。男子はそうでもないんだが、女子はひどいときには外まで列ができ、開始時間のぎりぎりまで並ばなければいけないということがありました。

人の少なくなったころに行こうと思うのでなく、試験が終わってすぐにダッシュで向かうことをお勧めします。あと参考書をもって並ぶことも勧める。私は、何回かもって並ぶのを忘れて悔しかったので……。(外国語学部は女子が多かったからそうなったのかな?理系学部は男子のほうが列になるんでしょうか?)

 

ここからは試験科目の話をしたいと思います。

世界史

ベトナムオンリーだった年や、地図の特徴を書かされた年よりも一般的な問題が多かった気がします。阪大自爆パターン(難しすぎてみんな同じぐらいの点数になる年。うちの先生が言っていた)には当たらなくてラッキーというところか……。

 

それでもよくわからない問題は多かった。大門2の日系人女性がバタウィアで暮らしていた背景や、オランダ東インド会社がどのように富を得たのかという問題、孫文のスピーチについての問題は正直答えがよくわからず部分点狙いでないように関係のありそうなことを書いた。点数も半分あればいいほうだと思う。

 

何度か似たような問題を解いたことがあり、知識もあったアメリカの問題点と制度改革、ソ連の歴史についてはそこそこかけた。

 

時間にそこそこ余裕はあった。字数指定があったが、原稿用紙でないので数えるのに少し時間を取られた。終わってから問題訂正の紙を見落としていたことに気が付きショックでしたが、どっちみち見ていてもわからなかった問題なのでぎりぎりセーフ?

 

英語

例年とほとんど変わらない問題傾向だった。過去問演習をしてきたことに感謝。

 

ちょっと詰まったのが自由英作文の、理想とする学びとは?という問題。どのように学びたいのかを問われているのか、何を学びたいのかを問われているのかが判断できず困った。

最終的に高校まで学んできた知識を生活に生かせるように勉強したいと書いた。大学で、この時の目標を忘れず頑張っていきたいと思います!

 

時間ちょうどぐらいで終わったので和文英訳の見直しができなかった。結構ミスはあったんだろうな。でも、焦ってどこかで時間配分を間違えることなく問題を解ききれたので自分としては納得のいく結果でした。

 

国語

ニュースにもなっていたけれど本当に量が多かったです。見た瞬間にこんなの終わるのか?と思ってひたすら全部の問題に答えることだけを目標にして解き始めました。結果的にこれは正解だったような気がします。

私はいつも現代文→古文の順番に解くのですが、古文に移った時点で残り15分ちょっと。何とかすべての解答用紙を埋めることができましたがもう何を書いたのか覚えていません笑おそらくめちゃくちゃなことを書いたところもあるはずです。

 

現代文は漢字が数問かけなかった。例年とは異なり数個の指定がない選択式の問題(しかもこの中に答えはないという選択肢まであるんだが!?)あって焦りました。

 

特に印象に残っているのが古文。菅原道真が冤罪で左遷されたことを知っているからこそ解ける問題があり、回答を作れた瞬間は本当に嬉しかったです。知識はこういったところに活きてくるんだなあと思いました。

 

以上が私の2024年度阪大入試の実体験&感想です。また友達が出来たら入試の日どんな感じだったか聞いてみたいと思います!